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懐かしの味噌ラーメンと都電の撮影

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懐かしの味噌ラーメンと都電の撮影

1月31日は特に用事のない土曜日でした。

写真を撮りに行きたい気持ちはあるものの、平日の仕事の疲れもたまっています。午前中はなかなか動き出せず、家でだらだら。お昼になってお腹が空いたころ、ちょっとしょっぱいピザが食べたくなりました。

一応、そのあと写真を撮りに行けるようにカメラを持って、まずは中目黒へ。ピザとビールから始まり、懐かしい味噌ラーメンを食べ、最後は学習院下の坂を走る都電を撮る一日になりました。

目次

午前はだらだら、昼から中目黒へ

午後になって向かったのは、Baird Beer 中目黒タップルームです。

ここに来た目的は、しょっぱいピザとビール。写真を撮りに行く可能性は残しておきたかったので、ビールは少なめにしました。

トマトソースとバジルがのった焼きたてのピザ
この日に食べたかった、塩気のある焼きたてのピザ
中目黒タップルームのカウンターに置かれたビール
写真を撮りに行けるくらいの、軽めの一杯

カメラを持って出てきたとはいえ、この時点ではまだ行き先をきっちり決めていたわけではありません。ピザを食べながらビールを飲んでいるうちに、少し前に聞いた話を思い出しました。

早稲田のえぞ菊を思い出したきっかけ

少し前、高校の同級生が店長をしている渋谷のミスミヤで飲んでいたときのことです。たまたま店に来ていた別の同級生と話しているなかで、早稲田のほうへ行ったついでに、久しぶりにえぞ菊へ寄ったという話を聞きました。

自分が通っていた中高も早稲田界隈にあり、当時はいろいろな店へ食べに行きました。そのなかでも、えぞ菊の味噌ラーメンは特に印象に残っています。スープの表面に脂がたっぷり浮いた、ギットリとした一杯。思い出したら、なんだか急に懐かしくなりました。

中目黒でビールを飲みながらその話を思い出し、自分も久しぶりに食べに行こうと決めました。

久しぶりの味噌ラーメン

向かったのは、面影橋に近いえぞ菊 戸塚店です。

通り沿いに掲げられた、えぞ菊の縦長の看板
久しぶりに訪れた、早稲田界隈のえぞ菊
チャーシュー、もやし、メンマ、わかめがのった味噌ラーメン
チャーシューともやしがたっぷりの味噌ラーメン
えぞ菊のカウンターに置かれたレモンサワーとメンマ
レモンサワーの安さにもびっくり。メンマをつまみながら飲んだ

久しぶりに食べた味噌ラーメンは、普通においしかったです。

昔から味が変わっている部分もあるのかもしれません。ただ、自分の記憶のなかでは、実際以上にギットリした方向へ思い出補正されていた気もします。強烈な一杯として覚えていたぶん、久しぶりに食べると「あれ、こんなに素直においしかったっけ」となりました。

そして、レモンサワーがめっちゃ安い。懐かしい味噌ラーメンを食べに来ただけなのに、思いがけないところでも驚きました。

学習院下の坂で都電を待つ

えぞ菊へ行くと決めた時点で、そのあとの撮影場所も決めていました。

向かったのは、東京さくらトラム(都電荒川線)の学習院下停留場近くです。以前から Google マップでリモートロケハンをしていて、ここにはまっすぐ伸びる線路と坂があることを知っていました。

坂の下あたりから望遠レンズで圧縮すると、サンフランシスコのケーブルカーのような、起伏を強調した写真が撮れそう。数年前から、いつかここで撮ってみたいと思っていた場所です。

学習院下付近から望遠で捉えた、坂へまっすぐ伸びる都電荒川線の線路
望遠レンズ越しに見ると、坂の起伏がぐっと近づいて見える

実際にファインダーをのぞくと、線路の起伏に加えて、架線や沿道の建物までぎゅっと重なって見えます。思い描いていたとおり、東京の街の密度と坂の形が一枚に収まりました。

緑色の橋を渡り、正面から近づいてくるえんじ色の都電
線路の向こうから近づいてくる、えんじ色の車両
緑色の橋を渡る青い都電と、その先へ続く坂道
車両が変わると、同じ構図でも街の色が変わる
坂へ続く線路と架線のなかを走る青い都電
線路、架線、坂、車両が重なる学習院下の景色

この日は夕日があまり出ず、空も街も赤く染まりませんでした。それでも、薄暗くなるにつれて車両の灯りが目立ち始めます。狙っていた夕焼けとは違っても、光の変化を追いながら撮るのが楽しい時間でした。

文理専門学校の緑色の看板の前を横切る黄色とえんじ色の都電
街の灯りの横を、都電がゆっくりと通り過ぎていく

日没後、線路に灯りが映る

日が落ちると、駅や沿道の建物の灯りが増え、昼間とはまったく違う景色になりました。

夜の街を走る赤い都電と、灯りを反射して赤く光る線路
赤い車両の灯りが線路へ細く伸びる
夜の建物と車の灯りに囲まれて走る都電荒川線
駅や建物、車の灯りが重なる夜の都電

路面電車の灯りが線路に反射して、カーブの先まで細い光が続きます。夕方にはまだ街の一部だった線路が、暗くなると写真の主役として浮かび上がってきました。

青く暮れた空と高層建築の下、坂道を遠くから走ってくる都電
青い空がわずかに残る時間の、坂と都電
夜の坂道を走る都電と、光を反射する曲線状の線路
日没後の線路に残る、車両と街の光

撮る位置やタイミングを少し変えながら、夕方から日没後まで何本もの都電を待ちました。同じ場所に立っていても、車両の色や周囲の明るさが変わるたびに別の一枚になります。

まとめ

午前中は疲れてだらだらしていたのに、ピザを食べに出たところから、懐かしい味噌ラーメンと前から撮りたかった都電の景色まで楽しめました。

学生時代の味を久しぶりに確かめ、数年前から頭のなかにあった構図を実際に撮る。懐かしい思い出にも浸りつつ、写真撮影をしっかり楽しめた一日でした。